山行速報

新人と行く中津川白滑八丁

2023年9月10日 メンバー:新人2人を含む9名                  最近入会したばかりの人たちに白滑八丁の素晴らしさを紹介したくて計画した。中津川レストハウス9:00行動開始。3段の滝の上、トイ状の小滝を左岸から巻く所が、スラブ帯がヌルヌルしていて難しい。上部のブッシュにロープをセットして振子トラバース。9名もいるので時間がかかる。ここら辺より白滑八丁の一番美しいところ。皆、思い思いに水に入ったりスラブをトラバースしたりして、上に上にと遡行します。12:30頃、白滑八丁の終了点に到着した。今日はここまでとして、戻ることにする。下降は深い所は泳ぎ、釜の深い所は飛び込み往路よりは早い時間で駐車場に戻った。今日も暑い日で水と戯れるには最高であった。白滑八丁は何度来てもいいところです。

白滑八丁その1

白滑八丁その2

白滑八丁その3

残暑の一日を楽しみました。

2023年10月05日

片品川中ノ岐沢 小淵沢(ニゴリ沢) 

2023年8月26日  メンバー:MO,SS                  連日の異常な暑さに耐えられず、避暑地を求めて尾瀬の沢に向かった。小渕沢田代を経て、大清水方面への登山道を2時間ほど下降して林道と交わる1570m地点から入渓した。小滝が連続するナメ状の明るい沢を快適に進むと、8m、15mのすだれ状の滝や15mの3段の滝が連続して現れる。求めるのは「冷」ではなく「涼」なのであえて泳ぎや流心を避け、水際を登ったり高巻いたりして高度を稼いだ。ザイルを出したのは8mの直瀑一度だけだった。最後は15mの2条の滝の左岸を巻き、しばらく進むと水量が減り、1820m地点で沢から離れた。 10分間の藪漕を経て、小淵沢田代近くの登山道に出ることができた。さわやかな秋風や草紅葉が始まった湿原に咲くイワショウブやウメバチソウの花に癒されながら、真夏日が続く下界を目指して下山を開始した。
 賑やかな尾瀬から沢登りはイメージしにくいが、標高の高さのおかげでアブや蚊の襲撃を受けることもなく、ひんやりとした大気に包まれながらこの「癒し系」の沢を楽しむことができた。難しくはないが、登り詰めると湿原が広がっている尾瀬らしい景色も魅力的だった。

小滝の連続。

涼を求めて。

15m3段の滝。

唯一ロープを出した8m滝。

すっかり秋色の小淵沢田代。向こうに日光白根が・・・。

2023年10月05日

阿武隈川源流南沢

2023.7.30 メンバー:5名

 猛暑日のこの日、阿武隈川源流南沢へ行った。下界は猛暑でも沢は涼しい。つぎつぎ現れる滝もみんなで力を合わせて突破。やはり一つの山頂を目指すのはいいものである。帰りの尾根道も林の中で涼しかった。

F1。会津盆地はほとんど降雨がないのに、この周辺の沢には豊富に水がある。

F2。トップは慎重に。

穏やかな渓相。

F4をリードする先輩。

このシャワーで涼む。

沢の終盤に現れる大滝。

2023年09月06日

夏の沢合宿 大白沢

2023年7月15日~17日 メンバー:HS,以下9名                    15日 早朝、若郷湖西公園に集合する。小雨が降っていた。一路、檜枝岐を目指す。道の駅でトイレ休憩するが、結構強い雨が降っていた。さらに砂子平を目指す。雨具を着ながら、山行準備をする。いよいよ3日間の合宿の始まりである。
 別荘の脇を抜けて只見川へ向かう、薄い踏み跡を辿り渡しに到着。今日は水量が多く絶対渡しを利用するしかない。荷物は落とすと大変なのでカラビナで固定して渡す。そこからはピンクテープに導かれて巻き道に入る。ブナの素晴らしい台地だ。しばらく行くと自然に大白沢に出る。水量が多く、少し濁っている。池ノ沢出合いからは深い釜を持つ滝があるので、右岸の台地に上がり薄い踏み跡を辿る。太いブナに古い切り付けもあった。テント場予定地の荒山沢出合に到着する。
 16日 オオハゲ沢      A・BP 6名
 当初別行動の予定だったが一緒の行動をとることになった。6時出発、すぐにMさんが大イワナを釣り上げたコビキキノ滝が轟音を響かせていた。右岸を越えるとすぐに幕営適地があった。この先はゴルジュになり小滝と釜をもった渓とゴーロが続く。7時シロウ沢出合の二俣となる(6:55)。オオハゲ沢の入口には15m滝がかかっていた。シロウ沢は両岸が狭まりゴルジュの始まりの様子である。出合の滝は右岸を巻く。この先は小滝や大岩のゴーロが続く。20m2段の滝が現れる(7:40)下部は直瀑、上部はトイ状の斜瀑となっている。Hトップでロープを引く、下部はスムーズにいくが上部のカンテはかなり厳しく小枝のランニングだけ。さらにゴーロを進むと80ⅿの大滝が現れた(8:50)。見上げると下部50m程が見えるが上部は全く見えない。大きな一枚岩のようで中央のルンゼを勢いよく水流が落ちている。とても岩には取り付けない。ブッシュを抜け滝の中段に出た。ここから落ち口までは40mの斜瀑、草付きとブッシュ添いに2ピッチロープを伸ばし落ち口に出た(11:00)ここで終了とした。2ピッチの懸垂下降とブッシュ、草付きを降りて例のカンテを懸垂で降り、あとは両岸のブッシュつかみながら下降した。オオハゲ沢は明るい渓ですが手ごたえ充分の楽しい沢でした。もう少し行ければよかったかな。
 16日 クロウ沢       CP   3名              
 6:15ベースを出発する。10分程で深く大きな釜を持つ2m滝がある。右岸をへつって行くが滝の手前でスタンスが無くなり、仕方なく戻る。左岸から高巻きとなる。急登すると台地となり踏み跡がある。大きく巻いて沢に下ると大きな流木がある。帰りの目印になるでしょう。ここから先は右岸、左岸へと渡渉を繰り返して進み易い方向を進む深いトロがあり右岸から小さく巻き、対岸に渡り1本立てる。前の3mの岩場を登ると奥に深い釜のある4mの滝が見える。このまま左岸を巻いて行くと大変なので、懸垂下降で沢に下り対岸に渡れば右岸の岩場を登れそうだ。うまく登れて、すぐに3m3条の滝、右岸からスラブ状を登る。この上でミズナを収穫、帰りに回収するためにデポする。この先も2m、3mの釜のある滝が4個ほど出て来るが、全て左岸を巻いて乗っ越す。登り口に虎ロープのFixがある所があった。2万5千地図のクロウ沢と書いてある所の右岸からの枝沢の出合い10:30。ここから戻る。軽くランチタイム。下降は往路をほぼ忠実に戻る。3m3条の滝で竿を出す。イワナ大小2匹を釣ったがスーパーの袋に穴があき、大きい方のイワナを途中で落としてしまった。最初に高巻きした所で台地状の所を下へ下へと下って行くとシロウ沢に出てしまった。それでもベースキャンプは近いので問題なし。14:15着。
 17日 最終日は暑くなりそうな予報である。二晩過ごした幕営地を後に巻き道に入る。水量は二日前の半分、いやそれ以下になっている。こまめに休みながら確実に順調に下る。みんなの話題は只見川の渡しの話になる。ブナの森に大きな熊が歩いていたらしい。渡しの場所まで来ると水も引いたことから、ロープ渡渉をすることになった。河原に下り少し下流で渡ることになる。最初、H、S、Oさんがスクラムを組んでロープを引いて力強く渡渉する。3本のロープを固定し、そこに安全環を通して渡った。ちょっと水流が強かった。

いつもの別荘の脇を通って只見川へ。

いつもより増水している大白沢。

荒山沢 コビキノ滝。

大ハゲ沢 80m大滝。

クロウ沢 

快適なBC。 クロウ沢と荒山沢分岐。

BCを後にする朝。

帰りは只見川をロープ渡渉。

2023年08月27日

会越・真奈川~赤崩峠

5月26日(金)~27日(土) メンバー:MK

 20年ほど前に赤崩峠へ、わらじの仲間のメンバーと一緒に叶津川赤崩沢から登り真奈川へ下ったが、記憶の中で峠は藪のイメージで残っている。記憶のイメージを確かめるため山菜山行に引き続き赤崩峠へ行くことにした。5月26日の只見の天気予報は夕方小雨が降る予報。軽量化でツエルト持参としたが、針生手前で引き返しテントを持っていくことにした。蒲生川林道真奈川入口14時20分、出発。途中から予報通り小雨が降りだす。16時、ゾウさんブナにテントを張る。5月27日、8時15分、出発。朝まで弱い雨が降り続き、雨が止み青空が見えてくる。露払いをしながらゼンマイ道を進む。今日は気温が高くなり、エゾハルゼミが鳴き出し、初夏を感じる。9時、先週泊まった鉱山跡に到着する。笠の沢は赤色の岩が目立つ沢でありゴーロが発達する。右岸に採掘した大きな穴を見る。二俣となり右俣に入ると、沢は赤みを帯びた沢からきれいな渓相に変化する。右岸から枝沢が入り、枝沢の左岸尾根に入ると、鉈目があり、この尾根を登ることにする。尾根は下草の薄い幻想的なブナ林が広がる。ブナ林が途切れる地点から北側の雪渓を渡り対岸の尾根に取り付く。本来は対岸のブナを目指してトラバースするべきだが、あまりにも上へ行き過ぎトラバースしてしまった。そのため雪崩で磨かれた急な斜面を進むことになり、藪こぎは少ないものの、ラバーソールでは滑りやすい、わずかに残る雪渓に気を使う。それでも展望が良く、御神楽岳、狢ヶ森山、塩沢の笠倉山を望むことができる。11時、赤崩峠到着。ブナの木には切り付けがあり、中の又山を望むことができる。北にある小さなピークに登ると展望が良く、真奈川流域を見下ろすことができ、室谷の駒形山を眺めることができる。峠でゆっくり過ごし、12時、下山開始。峠から微かな踏跡を下ると、小さな沢を下るようになり、踏跡が判然としないので中腹に広がるブナ林目指してトラバースする。ブナの木に切り付けを見つけ、雪渓を渡り対岸に渡ると登ってきた尾根に着くことができた。15時、ゾウさんブナに到着しテントを回収する。17時15分、蒲生川林道に到着する。赤崩峠の中腹には見事なブナの原生林が広がり、峠北側のピークは展望が良く、峠=藪のイメージが無くなりました。                

峠付近から見る御神楽・狢ヶ森山方面

峠の切り付け

峠から見る中の又山

2023年06月27日

会津朝日岳 ‏鋸刃

4月27日(木)~28日(金) メンバー:MS、NO、MO、TS、TS
コースタイム:4/27朝日岳登山口8:25~13:38叶の高手13:52~14:30避難小屋
4/28 避難小屋6:06~7:06会津朝日岳7:43~8:17鋸刃8:50~10:20避難小屋10:30~11:17叶の高手11:38~14:52登山口
 大幽朝日岳に行ってみたかった。昔は会津朝日から会津駒ケ岳までの縦走路があったが今は薮に戻っているらしい。今年は雪が少ないので連休前に出かけることにした。赤倉沢に架かる橋は撤去されているので渡渉がある。イワナの郷から登山口までの道路には雪があり途中の路肩に駐車。直ぐに渡渉。ビニール袋が非常に役に立った。林道を進むと徐々に残雪が増えて来る。最後の渡渉からはほぼ直登。最初は緩いが徐々に急登になる。アイゼンをつける。尾根に登ると、少し晴れて景色が見える。雪のまだらな大幽山、城郭朝日山、浅草岳などが見えた。朝日避難小屋は非常にきれいで囲炉裏があった。               翌日、大幽朝日岳を目指した。会津朝日の山頂にに着く頃、他の3人が登ってくるのが見えた。少し待って挨拶をして大幽朝日岳に向けて出発。雪がない。道がない。密薮のお出迎え。傾斜が急で岩が出る。アイゼンを脱いだり付けたり。鋸刃のところまでしか進まずに早々に撤収決心。大幽朝日山は、よほど条件が良くないと登れない山なのであろう。無理をしても仕方がないと、気持ちを切り替え下る。ブナの新緑と残雪を味わえた山旅であった。また来るよ。

まず、赤倉沢を渡渉。肥料の空き袋を利用。

急登を登りつめ、ようやく叶の高手に到着。

熊の平にある避難小屋に泊まる。

翌日は快晴。見上げる山頂直下の雪面。右手が山頂。

山頂の方位盤。

大幽朝日岳を目指したが・・・

2023年05月24日

春の鎌房山 上岳・下岳

3月11日(土) メンバー:MO、MK、MA
 会津若松市から田島に向かう時、湯野上温泉あたりから左手前方に奇怪な山を望むことができる。鎌房山・下岳である。随分昔から登ってみたいと思っていた。何とかして日帰りで登れないかと思い、地図とにらめっこして南倉沢集落から日帰り登山で行くことにした。
 下郷町のコンビニ6時集合。南倉沢集落7時に行動開始、林道のアプローチは山スキーでと持参したが200m程歩いてスキーはデポした。残雪が少しはあるのだが滑る程はない。やむなくツボ足とワカンで行く。高倉山の東側鞍部に登り詰める。そこからP1171mの北鞍部にトラバースぎみに登り詰める。9:00。ここから小松川源流部に東側の尾根を下降した。降り立った所はあまり陽が射さないのか雪はしまっている。沢は出ていた。少し上流に進むと古いワンボックスカーが捨ててあり、驚いた。どれぐらい昔だろうか?ここまで小松川沿いに林道があったのだ。少し上流に大きな二段の滝があり右岸から高巻きした。                           しばらく沢の水際を登り、沢が残雪に隠れるころワカンを付ける。目指すは上岳の東側鞍部で、上部は急登だ。11:30、鞍部に登り詰めた。ここから上岳の登りもアスナロ林の急登が続く。12:00上岳1329m。大戸岳、二岐山、小白森山、大白森山、旭岳、三倉山、等々、今日は快晴で素晴らしい。ここから標高差130m下り、登り返すと下岳である。12:57。疲れましたが嬉しかったです。
 簡単なランチタイムを取り、13:17山頂を後にする。上岳14:00。後は往路を忠実に戻りました。P1171の北の鞍部への登り返しは雪がザケたのと疲労でキツイ登りとなった。南倉沢集落17:40到着。

南倉沢集落から高倉山の南に延びる林道を進む。雪がなくスキーを使えない。

高倉山東側の鞍部を目指して沢を登る。

高倉山東の1171ピーク北の鞍部から鎌房山を望む。中央が上岳、左が下岳。

小松川の源頭に降り立つ。木々の向こうに上岳東側の鞍部が見えている。

上岳山頂手前の登り。

展望の良い上岳山頂にて。

下岳山頂手前の登り。

2023年05月24日

室谷 鍋倉山

3月20日(月) メンバー:MO、NO、MK
 大谷橋の西側の広場に駐車し6時30分出発する。大谷沢の左岸にある古い林道をたどる。右岸から尾根が突きだす手前で、用意した大きなナイロン袋を履いて、10cmほどの深さを渡渉する。浅瀬の流れの中を歩き、大谷沢右岸の段丘に登る。324mピークの北側をトラバースし、小さな沼のある平坦地を過ぎる。マーキングをたどりながら雪の斜面を登ると、杉と松の生える尾根上に出る。尾根上には道があり、標石がある。尾根を登るにつれ、雪が多くなり、飯豊連峰、磐梯山、御神楽岳が見渡せるようになる。
 標高700mを過ぎると二重尾根となり、西側の沢を渡って対岸の尾根に取り付くが、沢の雪がざけており、歩きにくい。下草の薄いブナ林を登ると922m地点である。ピッケルがほしくなる急な雪面を登ると緩やかなブナの稜線となり、鍋倉山の頂上は、まだ先の方である。鞍部から粟ヶ岳を望み、東側に大きな雪庇の発達する尾根を登ると、12時5分、鍋倉山の頂上に到着する。山頂は展望が良く、御神楽岳、丸山岳、燧ヶ岳、浅草岳、平ヶ岳、越後駒が望め、守門岳と矢筈岳が重なっている。東には磐梯山と会津平野の一部が見え山頂から少し西へ行くと飯豊連峰がよく見え、阿賀川と新潟平野、海岸線を見下ろすことができる。弥彦山の右奥に雪山が見え、佐渡島の金北山だと教えられた。                       12時40分、下山開始。往路を戻る。今朝の渡渉地点は気温の上昇により少し増水しており、下流の広い場所から渡渉する。少し迷いながら橋からの下り口を探しだし、16時30分、駐車した橋の広場に到着する。今日は紺碧の青空が広がり、遠くの残雪の山々を望むことができ越後駒、平ヶ岳が見えたのは意外であった。鍋倉山は、標高が低いにも関わらず、そう簡単には登らせてくれない山でした。

大谷橋から鍋倉山を望む。

朝、大谷沢をビニール袋を履いて渡渉する。

尾根に乗ると踏み跡があった。

標高1000mを越えると傾斜が緩み、西側に川内山塊が広がる。

遠く磐梯山まで見える快晴の山頂。

2023年05月19日

駒止高原を歩く 2

3月8日(水)~9日(木)  メンバー:M.S,N.O,M.O
コースタイム:3月8日舟鼻峠トンネル7:42~舟鼻山10:10~転石峠13:35~P1142南東テント場15:36                         3月9日テント場6:50~駒止湿原水無谷地8:08~駒止湿原入口案内板9:13~旧国道289駒止峠10:00~小峠近くの鞍部13:00~駒止トンネル田島側広場13:25
 もうずいぶん前だが、3月横山の山頂で単独行の登山者にあったことがある。「どこから来たのですか?」と、聞くと「駒止峠から」だという。それから、このルートがすっと心の中にあった。今回は南半分。来年は北半分に挑戦しよう。

スタートは舟鼻峠。

舟鼻山の雪原。

一昨日のKさんのスキー跡。

大谷地湿原。

駒止峠に建つ看板。

2023年04月18日

駒止高原を歩く

3月6日(月)~7日(火)駒止峠トンネル~舟鼻峠~田島ダム縦走  
メンバー:M.K
3月6日。駒止トンネル手前の広場に駐車し、12時30分出発。スキーを履いて1088mピーク西側のコルに登り、小峠へ下る。破線をたどらず、1198mピーク南側へ突き上げる沢の右岸にルートをとる。1198mピークへ登ると、北側は伐採地のため展望が良く、丸山岳、会津朝日岳、浅草岳を望むことができる。林道をたどらず、田島と南郷の境界線をたどる。稜線には伐採から逃れたブナ林が残っている。三角点1177mの手前から林道に入り、旧駒止峠に到着する。忠実に境界線をたどるとブナ林の中を歩くことができる。16時、駒止湿原の南東側に到着する。湿原は広大な雪原となっている。田島側の山が見える湿原の東側を進む。博士山、御前ヶ岳が見えなくなり、七ヶ岳も見えなくなり、目標物が確認できない、雪田が点在する林の中を進む。地形図とコンパスで方角は北西と定め、田島側にルートをとる。前方に三角点1142mピーク、石ポロ山が見えると現在地がわかるようになる。17時、三角点1142mの西側のブナ林にテントを張る。夜は満月と星空を眺めることができた。
3月7日、9時20分出発。三角点1142mピーク周辺は美しいブナ林が広がり、熊棚が多い。石ポロ山を東に見ながら進むと、10時30分、転石峠に到着する。ブナ林を観賞しながら境界線をたどる。平坦なブナの原生林を進むと、13時、白樺の生える1203mピークに到着する。西側に燧ヶ岳から会津朝日岳の山並を望むことができる。境界線から林道へ進むと御前ヶ岳へ登ったと思われる新しいトレースと合流する。出発が遅かったので舟鼻山へは行かず、林道を進む。14時、林道の下りの手前でシールを外し、滑りだす。舟鼻峠から田島方面へ旧400号線を滑り下る。気温の高い日が続いたが旧道は雪があり快適な滑りを楽しむことができた。15時15分、田島ダム入口の広場に到着する。携帯電話でタクシーを呼び駒止トンネル入口へ行き車を回収する。駒止峠から舟鼻峠にかけては美しいブナの原生林が残っており、風力発電所の建設が中止になったのも当然である。

三角点1142mピーク付近のブナ林

転石峠から田島側を見る

2023年04月13日

明神ヶ嶽北方稜線を辿る

2023.3.5(日) メンバー:TK.以下7名
 コースタイム:冑集落5:00車デポ~上平集落6:00出発~市野集落(廃村)~大谷地溜池7:40~P969/9:25~明神ヶ嶽11:30~冑集落13:40
3月初旬、この時期になると目の前に広がる明神ヶ嶽の北に延びる長いギザギザ尾根と真っ白な壁が気にかかって、いつかあの尾根を歩きたいと思っていた。昨年もアタックしたがp969で敗退となってしまった。
 再挑戦と声を掛けたら8人ものメンバー集まり楽しい山行になった。お月様が沈む5時に冑に集合、車をデポして上平に移動、無風快晴気温も低くこれ以上ない絶好のコンデション。6時にスキーをつけて出発。市野集落(廃村)までは20分ほど、雪が固く閉まっていて快適に進む。ここから大谷地(昭和39年に廃村、分校と思われる建物が残っている)までは林道を進む。堅雪で予想以上に早く大谷地溜池についた(江戸時代に造られ、昭和31年に決壊、35年に復旧,元総理福田赳夫の書で記念碑が立っていた)。溜池は完全に凍ってはいたが用心のため右岸を進み途中から氷にのる。溜池の上流で左から入っている枝沢に入り休憩。沢は完全に埋まっており忠実に沢を詰める。
 傾斜の強くなってきた上部で右の尾根にとりつく。尾根上に出ると見事なブナ林となった。間もなくp969となり会津盆地が見えてきた。いくつかピークを越すときれいに開け、正面に磐梯山、会津盆地が一望できる所でしばしの休憩。さらにアップダウンを繰り返すと柳津町との郡境のピークとなる。一息ついてさらに3つのピークを越すと予定より早く11時30分明神の山頂についた。p969からの稜線は想像していた尾根とは違って、ブナと広葉樹に覆われた広く気持ちのいい尾根でした。
 12時30分滑降開始、私も不安ながらスキーで降りることにチャレンジ。堅雪に少し積もった斜面は最高のバーン、あっという間に狭間峠から振り子坂、ここも日影のバーンで気持ちいい滑りだ。カリカリの杉林を抜け、大岩からの林道はモービルの跡と堅い雪面ですごいスピードがでる。13時40分冑集落に到着した。
 好天、堅雪と好条件に恵まれ予定より1時間以上早く着いた。上平集落に車を回収に行き、新鶴温泉につかり解散。総距離12キロの長いルートでしたが充実した楽しい山行となった。

大谷地廃村。僅かに残る建屋は分校跡か?

凍った大谷地溜池。最初は右岸をトラバースしたが、途中から氷にのる。

沢からブナの尾根に取り付く。真っ白な飯豊が浮かんでいた。

暖かな陽光がさす山頂。

最後の斜面もいい雪が残っていた。

2023年03月31日

簗部山

2023.2.27(月) メンバー:MO.IM.NO                 コースタイム:曽原集落9:00~稜線10:30~山頂12:30~林道15:00~駐車場15:30
 昨日の天候とはうって変わっての快晴である。裏磐梯のセブンで合流し曽原集落に向うが適当な駐車場所がなく仕方なく民家の近くに置く。ここから簗部山が良く見えた。現地の標高が850mなので標高差約500m、スキーを履き雪原を進むと除雪されていない林道に出る。15分位進むと小野川湖畔探勝路の看板があった。小沢に下りて対岸に渡りたいが雪がかぶってなく渡れず沢筋に沿って進む。杉の植林地を過ぎミズナラの樹林帯となる当りの標高900m地点で対岸に渡り急斜面を登る。硬雪の上に新雪が被っていてシールがきかない。開けた稜線に出るとブナ林に変わり眼下には小野川湖が見えた。                 移動性高気圧の通過前で天候は快晴だが風が冷たくパーカーを着る。適度な斜面が続き順調に高度を稼ぐ。東側の稜線には5m位の雪庇が続いているので西側を進む。1200m地点に風よけに使ったと思われる雪のブロックが積んであった。前方に簗部山のピークが見えて来たがなかなか着かない、歩き始めから3時間30分、ようやくなだらかな山頂(1,388m)に着く。この頃になると風も止んで春の陽気が感じられた。山頂からの眺めは遮るものがなく西吾妻、箕輪山、安達太良山、磐梯山、眼下には裏磐梯の湖沼群、遠くに猪苗代湖が見え絶景に囲まれてのランチである。簗部山の三角点は手前の少し低い場所に有るらしい。      30分位山頂でくつろぎ下山を始める。デポした地点からスキーで標高1150mの尾根から右の沢に向って滑り込むが斜面が急でクラストしているのでエッジがきかない。キックタ―ンの繰り返しで股関節が痛くなる。沢筋に着き少し下がった所から対岸に渡るとすぐに林道に出た。近くにトレースが有り狙い通りのコース取りだった。林道は調度いい傾斜で一気に下った。駐車地に着くと民家のご主人から無断駐車した件でおしかりを受けた。簗部山はブナの原生林に囲まれた静かな山で展望の良い山でした。

国民休暇村から見た簗部山(右端)。左にもいいピークがある。

山頂から南に延びる尾根を登ったが、気持ちのいいブナ林が残っていた。

小野川湖と磐梯山を見ながら登る。

山頂は風も弱く暖かかった。

2023年03月23日

神籠ヶ岳

2023.2.12(日) メンバー:NO,他7名                   神籠ヶ岳は、大内宿の西側にある会津から近場にある山であるが、私は今回初めての訪ずれた。神籠とは何とも高貴な名前で素敵である。
 8:00amには、スキーを付けて、神籠ヶ岳から南東に伸びている尾根の南側にある林道沿いに歩きだす。氷点下8度ほどの寒さであったが、快晴、無風状態で、真冬の割には何とも清々しい天気である。
 林道沿いをしばらく行って、途中から南東尾根の沢沿いにコース取っていく。沢沿いを詰めていくと、大きな二本の杉の木が正面に現れた。そこから広々とした尾根に取りつき、尾根に上がるとブナ林が広がってきた。天気が良いので遠くまでよく見渡せる。1381mピークから、一旦下り見晴らしの良い稜線をひと登りで山頂へ(11:45am)。こんなローカルな山であるが、本日は天候が良いせいか稜線上で、数パーティと行きかう。
 山頂でゆっくりランチをとり、1381mのピークまではシールつけたままで戻る。ここからは、北面の陽の当らない部分は粉雪で快適だったが、そんなのは僅かですぐにザクザクの雪となって苦しめる。ほとんど斜滑降、キックターンで汗まみれとなってしまった。それでも快調に全員林道に達し、後は車まで快適なスキー滑降(14:30pm)。
 今回は、真冬の割には新雪たっぷり粉雪というわけでなかったので、スキー滑降はいまいちでしたが、樹林帯の具合や眺めは最高でした。

Kさんが御神木と呼ぶ2本の杉の木

急登を登り詰めると雰囲気の良いブナ林となる。

1381ピークから一旦下り、その先に神籠ヶ岳の山頂がある。

下りの南東方向には、旭岳と三本槍が良く見えた。

 

2023年02月20日

雪山レスキュートレーニング2023

2023年2月5日(日) メンバー:HS,以下16名
会津美里町小山スキー場
 8:30集合。冬山シーズンの訓練。多くの会員が参加。ゲレンデ上部の積雪は約80cm。訓練内容は雪崩発生後のビーコンによる捜索・救出・ツェルトによる搬送。
 ビーコン・プローブ・ショベルを使う事故には遭いたくないが、雪山に入る以上、道具と知識はマナーとして身につけておくべきだ。

埋没者が複数だと捜索が難しくなる

人を埋めるほど積雪がなく、ザックを埋めて感触を確かめる。

ツェルトを使ってけが人搬送準備。

搬送風景1

搬送風景2

2023年02月07日

いわき 青葉クライミング

2023年1月13日(金)  メンバー:HS.KS.ST.RW.MO

 この時期にしては珍しく高温予報で若松でも10℃越えるらしい。いわきでも15℃との事で絶好のクライミング日和。若松より2時間の移動でいわきの青葉の駐車場、いわきもずいぶん近くなりました。早速エリア内のルート確認、5.9~5.10ぐらいのルートを確認し、ここ数日の好天の甲斐もあり岩も乾いてグッドコンディション!軽く準備運動し取りつきした。まず5.9の課題に挑戦しその後は5.10a、10cとグレードを上げていきます。私も初の5.11に挑戦するもRWさんのアドバイスもむなしく…×激むずでした(泣)RWさんは難なくクリアー「さすが~!」の一言です。
 結果的には各々10本ぐらいはトライでき楽しい1日を過ごしました。

シーラカンス5.10a

「チープスリル」5.10c

「両手にヘビ」5.9

2023年01月28日

2023正月山行 水抜高倉山

2023年1月8日(日) メンバー:TK、以下8名                昨年も同計画だったが悪天のため中止したため再チャレンジ。天気は高曇り、気温は高くなく絶好のコンデション、積雪は峠で60㎝くらい。メンバーも新入会のOさん、OB のKさんも参加して大勢で心強い。
 下郷町、下野街道の中山峠を7時40分に出発、しばらく伐採の作業道を進みスギ林を抜けると急斜面となってくる。久しぶりのラッセルを楽しむ余裕もなく目の前に見える鉄塔まではかなりの急斜面がつづく。なかなか鉄塔が近づかない、9時10分到着。きついアルバイトだった。1075mまでの尾根はところどころ藪があったり、きつい勾配があったりするが時々現れるクマ棚談義で盛り上がる。1075mをこえ下り気味に尾根を進む。急斜面の取り付きで休憩を取り気合を入れ最後の急登に臨む。ここからはかなりの急登とサラサラの雪にてこずり頻繁にトップを交代した。12時10分ようやく高倉山(1307m)の山頂に立つ。かすかにガスっている神籠ヶ岳、小野岳が見える。足元直下には中山集落が見えた。12時40分下山。急な尾根の下りにスノーシューのメンバーは苦戦、Mさんは尻セードを楽しんでいたが後ろから来たT君から苦情。鉄塔で休憩を取り、スノーシューの3人はツボ足で下る。かなりの急こう配でよくも登ってきたものと感心した。14時30分峠の車に到着した。
 みんなの協力であきらめることなく山頂に立つことが出来ました。少人数だったら途中であきらめていたかも。7時間の雪との格闘は楽しくもあり、厳しくもあったが充実した山行になりました。

南西に延びる尾根には送電線があり、そこを目指す。

南西稜にのっても深いラッセルが続く。でもラストは天国。

ラッセルの見本を見せてもらう。トップは地獄。

右手に山頂が見えてきた。

山頂はやはり寒い。横山に続く稜線を歩いてみたい。

2023年01月19日

奥只見 片貝山

2022年10月26日〜28日 メンバー:MS、NO、MO、MA
 大津岐林道に入り発電所手前の廃屋に駐車。ゲートを脇から越えて林道を歩く。湖岸は紅葉の盛りだ。一の沢に降り奥只見湖のバックウオーターまで戻り湖岸から林に入り道型を辿る。柳沢の湖岸近くには流木がたくさんありここでテントとなった。天の川を眺めながら焚火は盛大なものになった。          翌朝は奥只見湖から霧が立つのを眺め柳沢の岩岸を渡り対岸の尾根にとりつく。藪の急登を進むと、新しいピンクテープとなため発見。922mからは尾根が明らかになり踏み跡もしっかりしてくる。松の尾根の急登を過ぎて岩交じりやせ尾根になり1172m手前で休憩。途中で木の葉のように群れを成す小鳥を見た。アトリという渡り鳥であったらしい。1772mは小さなピークでここが平左衛門山との分岐。以後ピンクテープは無くなったがなためは続いていた。稜線上には岩が露出したところもあった。天気が良くて右手は片貝スラブ、片貝池、平左衛門山が、左手には雪をかぶった平が岳、燧ケ岳、荒沢岳も見える。さらに稜線を進むと山頂。11時半であった。素晴らしい景色の山頂を満喫して戻る。下りは1か所間違えやすいところがあったがテープがあり助かった。キノコは全くなかった。無事下山し夜は前夜よりさらに盛大な焚火でお酒もたっぷり。そして風も弱く暖かい。みんなで歌を歌った。

初めは奥只見湖岸を行くが進めなくなり、右手の林の中にある踏み跡を行く。

27日朝、まだ陽の当たらない柳沢。

尾根を登る。陽が射して輝くブナの紅葉。

尾根を登り詰めると、手前に平左衛門山、奥に丸山岳が目に飛び込んで来る。

やがて眼下に片貝ノ池が見えてくる。

中央が目指す片貝山。左は荒沢岳。

数年前に舟でアプローチした白沢スラブが見える。

2022年12月24日

只見 倉前沢

2022年10月21日 メンバー:KS,HS                    倉前沢の右俣には、入渓して間もなく連瀑があり、ここで昨年と今年の2年続けて滝の登り方やルートファインディングなどの沢登りトレーニングを行っている。しかし、この連瀑から上部にはまだ登ったことがないうえに、左俣にも出合からすぐの所に滝があることが、国道の橋上からも確認できる。このようなことから、この右俣と左俣との周回は、実施しなければならない課題であると、個人的には考えていたところに、H君から平日山行の誘いがあり、即座にこの周回沢登りに出掛けることになった。
 倉前沢に入ってナメ床を進んで行くと、右俣と左俣との出合が少し分かりにくかったが、右俣を僅かに登った所から左俣に入るとすぐに20m滝があり、登れそうでもあるが濡れそうなことから、一段登ってから右のブッシュを巻いて行くと、その上には更に10mの樋状の急なナメ滝があるため、続けてブッシュを巻いて行く。どうやら国道の橋から見える滝は、この滝のようである。この上にも20mナメ滝があり、これを登るとなだらかになる。この後中間部には5m前後の滝が2箇所あるのみで、烏帽子岳から延びる右俣への乗越の尾根近くのCo850m付近に20m滝が出てくると、尾根を目指して紅葉した藪を少し登り、12:00になだらかな稜線に達する。
 右俣を目指して反対側へ下降すると、間もなく窪状が現れて水流となってくる。そろそろお昼かななどと考えながら下って行くと、40mのナメ滝が出てきたので懸垂し、この下でお昼を食べる。ここからは平坦な流れとなり、このままトレーニングをした下部の連瀑帯まで行ってしまうのかと思いながら下って行くが、中間部辺りまで差し掛かると、突然目の前に大きな空間が現れたことから下を覗き込むと、そこには地形図からは想像もできない50mはあろうかという巨大な直瀑が出現した。とても30mダブルの懸垂では届かないので、さてどうしたものかと考える。左岸は垂壁で問題外だが、幸いなことに右岸は傾斜はきついがブッシュが繋がっていることから、右岸のブッシュ伝いに巻き下ることにする。もし途中で下降が困難な場合は、そこからの懸垂も考えながら下ると、大滝下までブッシュを繋いで降りることができて安堵した。これを過ぎると再び沢は平坦な流れになり、トレーニングで最後に眺めた15m滝に達した。この滝を懸垂して下ると、あとは10m・20m・10m・20mとトレーニングの際の残置支点を使って連続懸垂をして左俣との出合いに至り、周回ルートを完成することができた。

左俣は草混じりの滝が多い。

左俣上部の滝

右俣最上部40m滝

右俣50m滝上部
ワンショットでは収まらない。

50m滝下部
見上げて上部が見えない

2022年12月08日

安達太良 赤留川から中ノ沢川

2022年9月4日(日) メンバー:NO、TK、MK、SS、TS、MA、TI

 安達太良、船明神に詰める赤留(あかる)川に行く。8時、赤留橋手前の広場に駐車。霧がかかっていたが天気の回復を期待して橋のすぐ横から入渓。しばらく平坦なゴーロが続く。釜を持った大岩の4m滝はちょっといやらしく左岸を巻く。再びゴーロが続き9時30分F2に着いた。2段15mの美しい滝である。下段はホールドがなくロープを出し微妙なバランスで登る。上段は滝の左の岩を越し灌木でビレイ。滝を越し雪崩で倒された大木の間を抜けると数百ⅿ続く素晴らしいナメ滝が現れた。所々に小滝をかけているが難なく登ることができる。ナメが終わりゴーロを進むと目の前に20mの直瀑、両岸も垂壁となっている。少し戻って左岸に取り付く。根まがり竹交じりの急な薮を登り、岩場の下をトラバース、岩の切れ目から平らな尾根にでた(なかなか登りごたえのある高巻きだ)。雑木、竹交じりの藪だがかすかなトレースが見える。ほどなく滝の上にぴったりと抜けた、12時。
 沢は平凡になり岩溝の8m斜瀑を越すと目的地点の1290m、ここから薮を10分ほど登ると中ノ沢川との分岐の尾根にでた。地図には破線があるので道があると思っていたが痕跡が全くない。2mを越す見事な根まがり竹の藪である。こんな場所では山カンは通用しないとつくづく思った。さらに20分ほど薮をこいで沢筋に出て少し下ると真っ赤に染まったナメの続く中ノ沢川にでた13時30分。中ノ沢川は見事な赤いナメが延々と続き、さしたる難しい滝もなく非常に気持ちのいい下りである。ナメからゴーロになった辺りに沢を横断して通水管の橋が架かっていた。こんな山の中に何のための管なのかなと思う。ここから右岸に上がり、管工事の為の作業道と思われる道を30分歩くと車をデポした中ノ沢川の車道に出た、15時50分。朝のうちは曇っていたが思わぬ好天になり楽しい山行になった。

1名以外は左岸を高巻く

しばし美しいF2に見とれる

微妙なバランスでトップを行く

赤いナメと小さな釜が続く

水しぶきを上げる大滝

延々と赤いナメが続く

2022年11月16日

霧来沢モウガケ沢

9月17日(土)~18日(日)メンバーKS、HS
 台風の影響で翌日午後は雨。午前中には下山したいが沢で一夜を過ごしたい。KSさんにモウガケ沢に付き合ってもらった。行程は日尊の倉山稜線手前を林道に逃げて下山に利用。途中からモウガケ沢支流を下り出合へ。釣り人多くあわよくばと思っていた魚も期待薄。右岸支流に10m滝を見て、まもなく本流5m滝。左岸岩壁ホールド細かく直登断念。数段の小滝もまとめて右岸を巻く。ブッシュを使い沢床へ。直登不可の10m滝は釣り人あり。ここまでの巻き道があるとのこと。えー!苦労して登ってきたのに。右岸を巻く。KSさんリート。脆いルンゼから上部ブッシュ帯へ。30mいっぱいでブッシュ帯へ。滝の音が大きく意思疎通はロープの感覚で。ここも連瀑帯が続きトラバース。下降場所を慎重に見極めブッシュを使って下降。20m大滝は左岸から直登。右岸からの支流の先に草付きが広がる幻の滝が見えた。
 草付きからスラブ状になり周りの尾根も見渡せるようになってきた。沢はナメ状に。ぬめりに気を付けながら延々と続くナメ滝を進む。水が枯れ薮に。現在位置がわかるうちにコンパスで山座同定。目的地は林道が湾曲した凸部。藪漕ぎ最短ルートだ。見事、目的地へ。例会での学習会が良かった。時々復習しておくものだ。しかし、実はKSさんはGPSで正解を知っていました。GPSはセーフティーネットですね。

F2左を登る。ここだけロープ使用

F4で釣り人が・・・

F5

F5右を登る

滑の右の草&ブッシュを登る

2022年09月26日

赤岩沢から枯木山

2022年7月30日〜31日  メンバー:OM,ON              沢から枯木山を目指したいと考えていた。赤岩沢はこれまでの記録だと日帰りが多いが、年齢を考え、また暑さから逃れたいとの思いもあり一泊で登ることにした。下界の暑さを忘れるほどの涼しさを味わい、ゆっくり休んで山頂を踏むことができた。

林道の駐車場所から5分ほどで新道沢を渡る。

心細い踏み跡の林道跡をたどり、赤岩沢に入る。最初は沢の出合いで結構深い。

標高1200m付近は4mほどの滝が続き、高度をグングン上げる。

1日目は標高1330付近の二俣に泊り、山頂を目指す。数年前の水害の影響か流木が沢を埋めている。

やがて15mほどの大滝が現れる。

大滝は右側のガレ場に残る踏み跡を登る。

大滝の上流にも4mほどの滝が続く。

久しぶりにセンジュガンピの花に出合えた。源頭部には大群落があった。

背丈の低いササを30分ほど漕ぐ山頂だった。

ヤマザクラの木につけられたプレート。

2022年09月03日

山菜山行in塩沢川

2022年5月28日〜29日  メンバー:先発11名、後発4名   

今年の山菜山行は塩沢川中流域で実施。総勢15名の参加で、豊富な山の恵みと共にブナの新緑を堪能した2日間でした。

笠倉沢出合いからさらにゼンマイ道を辿る。

魚止めの立派な滝。

ベースを設営。この奥の岩棚に祠が祭ってあった。

手作りのわらじでくつろぐ。

恵みに感謝。

上流部はまだ雪に埋まっている。

ブナの木に残る斬りつけ。この辺りでゼンマイ採りを生業にしていた方か?

山と仲間に感謝。

2022年06月25日

川内山塊・銀次郎山~五剣谷岳~青里山手前1096mピーク

2022年4月30日~5月1日 メンバー:MK                4月30日7時20分、悪場峠出発。銀太郎山までの登山道を登る。銀太郎山までの登山道を登る。新緑が盛りで、雪椿、イワウチワの花が咲いている。新緑のブナが広がる七郎平は残雪が豊富である。銀次郎山の手前で新潟の二人パーティーに出会う。青里山の藪がひどくて、引き返したとのこ。私の顔を見るなり、福島から来たのかと言われた。銀次郎山12時30分着。銀太郎山14時着。飯豊連峰、磐梯山、磐梯町付近の平野が見える。足元には広倉沢の険しい谷底を見下ろすことができる。銀太郎山を下ると美しいブナ林でテント場に適している。藪を掻き分けて進むと、再びブナの森となり目の前の急な雪面を登る。灌木を掻き分けて東側に進むと五険谷岳の山頂である、16時着。山頂からの展望は素晴らしく、感激してしまった。谷底は険しいスラブであり、ここから見る矢筈岳は風格がある。御神楽、丸山岳等、会津の山がよく見える。山頂から西側へ下ると先程会ったパーティーに教えられたカール状の雪面があり、そこに設営する。
 5月1日、7時出発。必要なものだけ持ち、青里岳を目指す。残雪歩きと藪こぎの繰返し。8時30分、青里岳手前1096m着。青里岳山頂直下の藪は、かなり手強そうだ。藪をさけ左側に見える雪面を登ればよさそうだ。しかし、雨が降りだし、周囲の山々はガスに隠れていく。明日は19時から仕事であり、今日中には最低でも七郎平まで下りたい。前もって充電しておいたデジカメも五険谷山頂で電池がなくなり、入山は止めよという知らせなのか。登りも時間がかかりそうなので、ここから引き返す。テント等撤収し、11時出発。七郎平14時30分着。今日、ここに泊まろうと考えたが、悪場峠まで下ることにする。雨の中の登山道は泥で滑りやすい。悪場峠18時着。19時30分受付終了の津川温泉に入ることができた。五険谷岳までの概要は把握できたので、次回は割岩山に登り、スラブの山と渓を眺めたい。

五剣谷岳から見る青里岳

五剣谷岳から見る矢筈岳

五剣谷岳から見る割岩山

割岩山分岐点から見る割岩山

割岩山分岐点から見る矢筈岳

2022年05月31日

入叶津から浅草岳

2022年4月2日(土)〜3日(日)メンバー:MS、他6名、3日日帰り4名      3月末の予定をずらして正解。ピーカンお天気の中入叶津を出発する。昨年より2週間ほど遅いが雪の量はかなり多い。それぞれのペースでほぼ夏道ぞいに山神杉まで登り大休止。いつ来てもほっとする場所だ。気持ちの良いブナ平を通り、雪で埋まった小三本沢を渡る。そこから沼の平の台地に上がり、大小の美しい沼をのぞいてみた。春ですね。一日目は安沢出合いで泊。日帰りのスキーヤーが気持ちよさそうに滑って行った。                        二日目も薄雲は広がるものの天候は安定している。安沢を詰め、枝沢から尾根に出る。高度を上げるとまわりの山々が広がって来る。矢筈や青里、粟ヶ岳の山々が圧倒的だ。傾斜が緩んだ斜面をのんびり登ると木々の枝はキラキラと光に輝いている。氷で覆われているのだ。森林限界を過ぎ、いよいよ山頂が近づてきたがそこからが大変だった。雪面が硬く凍っていて、油断するとシールがなかなか効かない。やっぱり春山にはクトーが必要だ。やっとの事で山頂に着くと五味沢方面から次々と人がやって来る。360℃の展望を楽しみ、いよいよ滑降だ。最初のガリガリの斜面をなんとか滑れば安心。みんな先を争うようにテント場を目指した。特に安沢の滑りは最高。

 

雪が落ち始めた平石山

陽当り良好の山神杉。

テント場から小三本沢上流を見る。

スコップ使いの名人が雪のテーブルを作成。

安沢の枝沢を詰める。

川内山塊の山々が眼前に広がる。

久しぶりの山頂。

鬼が面のバックは毛猛。

快適。快適。

日帰り組と合流。

雪面にブナの影が延びる。

2022年05月14日

阿賀町 金凍山

2022年3月12日(土)メンバー:OM,KM,ON               国道49号線から旧上川村へ南下し、さらに柴倉川沿いに進む。道は標高を上げ柴倉集落に到着する。このアプローチで山行の半分が終ったようなものだ。集落のはずれから林道をスキーで進む。南に延びる林道を進むと3か所程デブリが道を塞いでいる。そこを乗り越え土地倉山目指して斜面を登り、金凍山へつながる稜線にでる。スキーは途中でデポした。土地倉山の山頂を踏み、戻ってぐるっと馬蹄形に稜線を進む。左手の斜面は立木もなく、雪で真っ白だ。いつも会津側から見ている山を新潟側から眺める県境の山旅だった。

デブリが硬く通過に苦労する。スキーを担いで通過。ここがこの山行の核心部だった。

土地倉山。

南に延びる稜線上にある金凍山。

まだ雪庇も落ちないので美しい雪面だ。右手の山は西会津の大倉山。

金凍山山頂へ。

2022年04月05日

下野街道 中山集落から横山

2022年2月26日(日) メンバー:MK・OM・MS・NO     

 強い寒波が来て、4日間吹雪が続いた。「今季最強の寒波」というのを何度聞いた事だろう。26日やっと青空が戻って来た。毎年、このコースから横山に登っているKさんの案内で山頂を目指した。朝、中山集落の大きなケヤキの木の下で集合。このケヤキは樹齢950年を越える巨樹で、街道を行き交う人々をその昔から見守っていたのだろう。茂峨沢沿いにスキーを進めるとミズナラやスギの巨樹見られた。何か神秘的だ。沢から尾根に取り付き、P1325の大きな雪庇をやり過ごすと神籠ヶ岳から続く広い稜線に出る。そこからひと登りで、山頂部がなだらかな横山の東端となり、楽しい稜線漫歩となった。昨日までの吹雪によって美しく雪化粧したブナが美しかった。

下野街道沿いの大ケヤキ。

茂峨沢にある御神木のようなスギの木。

尾根はしばらく急登だ。

城塞のような雪庇。

雪化粧したブナが並ぶ山頂部。

2022年03月17日

大内宿から烏帽子岳

2022年2月13日(日) メンバー:TO.MO.SS.MK.MA.NO 6名

 烏帽子岳は会津高田から見ると、その名前にふさわしい山容をしている。廃校になってしまった麓の小学校の校歌にも歌われているくらいだ。その烏帽子岳に南側の大内宿からアポロ―チした。 大内宿から会津へ抜ける峠の一つ桧和田峠を目指す峠道をたどり、途中から山頂につながる沢に入る。稜線が近くなると傾斜もきつくなり、スキーを切り返しながらゆっくり登る。山頂付近はブナに囲まれて展望はなかったものの、赤布が多く訪れる人が多い山だと話し合った。帰りはの登路を辿ってあっという間に車に戻った。

大内宿周辺は標高が高く、しらかばの木が見られる。正面の山は神籠ヶ岳方面。

沢すじに分け入って行く。

稜線に登り詰めるとブナの林が広がっていた。

あんな高いところに赤布が・・・

山頂で記念撮影。
2022年03月01日

冬山雪上トレーニング 会津美里町小山スキー場

2022.2.6   メンバー 9名
 今年は雪が豊富。上部斜面まで移動。訓練内容は雪崩発生後の捜索・救出・搬送。ビーコン操作は4人パーティー2名埋没を想定でタイムトライアル。弱層テストはOMさんにより解説。行動前の雪崩リスクを想定。ツェルトを使った搬送は3人パーティ1名負傷の場合を繰り返し行った。

 

埋没者は2人。ビーコン操作は繰り返しの訓練が大切。

霜ザラメ雪の弱層。

安全地帯への搬送にはシュリンゲ、カラビナ等が必要。デージーチェーンは有効です。

今回はツエルトに乗せて引きずる方法を訓練。

まずは安全地帯へ搬送。

2022年02月07日

2022 総会前山行 明神ヶ岳

2022年1月30日 メンバー:OM他9名                   まだ暗い朝6時、登山口に集合。林道をラッセルしながら進み、会津三十三観音の大岩観音に到着する。標高600mぐらいから沢沿いにジグザク登高し急坂を登り切ったところで休憩。このあたりに来ると木々が雪を纏い、雰囲気が良くなる。山頂は10:15であった。時折太陽が見える天候であったが標高1000mの山頂は風が強く、長居はできない。ブナの木肌や樹氷が美しい。今年は雪も多く、雪質も最高で、山頂からの滑降が楽しめた。

20数年通っているが、当初に比べ山頂付近のブナが育っていい森になっている。

山頂でパチリ。寒くて早く滑りたい。

振り子沢を気持ちよく滑る。

歓声が上がる滑りだった。

2022年01月31日

南会津 大白沢クロウ沢右俣右沢〜東白沢ノ池

2021.8.9〜11 H.M、M.K、K.S
 東白沢ノ池に行くには一番ラクかと勝手に予想し選んだクロウ沢右俣右沢。予想は外れ、雨に打たれ寒さに震えながらの連瀑帯の登攀となる。登攀のSさんと巻きのKさんのお陰で私もなんとか登ることができた。本当にありがとうございます!修行の後の東白沢ノ池の素晴らしかったこと!大白沢ノ池より好きかも?今回も充実した山行ができて大満足です。

明るいクロウ沢
アサユウ沢と別れると小さくなるが・・・
シャワー!!!
手掛かりはカム
大滝その1
大滝その2
素晴らしい
逆さ燧
2021年08月16日

7月沢合宿 御神楽岳周辺 Cパーティー

2021.7.22~23 霧来沢支流鞍掛沢右俣                  メンバー:MO(L),TK,MK,TS,HS,NO

22日、Cパーティーは鞍掛沢出合で前泊して大人のキャンプを楽しむ。23日、鞍掛沢出合いを出発。ケガをしてはならないと、少しでも不安なところはロープを出して登る。なかなか水は枯れなかった。稜線は14時。無事下山の握手がうれしかった。

微妙な傾斜の滝が続く。

不安定な雪渓の残骸をくぐる。

水量が多い。

鞍掛沢左俣出合の滝。

鞍掛沢右俣大滝、左岸を高巻く。

ワンポイントが難しい。シュリンゲアブミで乗り越す。

3段の滝が続く。

ブンさんがハーケンで足場を設置。

稜線に詰め上げ、湯沢のスラブを眺める。本名御神楽山頂まで遠い。

本名御神楽山頂直下にある避難小屋。屋根が壊れて泊まるのはちょっと…。

2021年08月10日

7月沢合宿 御神楽岳周辺 Bパーティー

2021.7.22~23 広谷川支流ム沢 メンバー:KS(L),HM,KS      久しぶりに総合力を必要とする沢であった。次々に現れる滝をどうやって越えて行くのか、ルートを読む楽しさを十分に味わうことができた。ビバーク地も快適で、美味しい食事を食べながら楽しい一夜を過ごせた。二人もこの山行を楽しんでくれただろうか?私はメンバーに大感謝である。(リーダー)

暑いので水に濡れても楽しい。

ム沢の大滝が見えてきました

まだまだ滝が続く。

つっぱりで越える。

わずかな藪に目を付けランニングを取りながら登る。

すごく立っている。

ルート上ここしかなかった快適な幕場。

沢をびっしりと埋める雪渓と滝を大高巻きする。

30mぴったりの懸垂で雪渓に降り立つ。ここしか側壁と繋がっていない。

最後の二俣を左へ。ロープを付けて急なスラブ、藪を詰める。

お疲れ様。本名御神楽山頂。

 

2021年08月10日

7月沢合宿 御神楽岳周辺 Aパーティー

2021.7.23~24 室谷川支流ムサ沢  メンバー:TI(L)、HS、TS      準備不足により途中敗退となりました。河原状~深い釜・ゴルジュ状の滝が連続する沢です

深い釜とゴルジュ滝を巻く

泳いでCS滝に取り付く

 

2021年08月10日

那須 井戸沢

2021.6.26 M.S.N                            梅雨の晴れ間を狙って、那須のメジャーな沢へ。明るく開けていて、とても気持ちの良い沢でした。歴史・文化・自然に関して様々な発見があり知的好奇心を刺激される山行となりました。たまにはメジャーな沢も良いですね!誰にも会わず、自分たちだけの沢を楽しめました。

快適に登れる滝が続く。

この沢はフェルトの方が向いています。

ハコネサンショウウオの卵を初めて見た!

気持ちよく登っていく。涼しい!

大峠のお地蔵様。花々を愛でながら道をゆく。

会津中街道を辿って三斗小屋宿跡に出た。

2021年06月29日

金堀から吾妻神社

2021.6.21  メンバー:M.N                        中津川の左岸に吾妻神社はある。昔は修験者が参拝してにぎやかだったらしい。ところどころにある古い標識に導かれるように進むと、オオシラビソの暗い森の先、権現沢の中間部に「吾妻大権現」が祀られていた。それはその下から温泉が湧き出る大岩であった。昔はここからヤケノママへの道があったらしい。藪が薄い時に訪れてみたいものだ。

スタートは赤い服をお召しになったオンバ様。登山の安全をお願いする。

唐松川を渡るとブナの根元に登山道の標識があった。

中間部の若いブナ林が美しい。

その先にはオオシラビソの原生林が広がる。

奥のオンバ様はかわいらしい。

吾妻大権現。

2021年06月29日

沢トレーニング

2021.6.13                              メンバー:H.K.SK.SU.K.O.HI.T.M.N          

 これから本番を迎える沢シーズンに向けて、田子倉倉前沢で沢トレーニングを実施。倉前沢は近くて沢登りのいろいろな要素が体験することができ、貴重な1日となった。さあ、今年はどの谷で遊ぶのかな?

さっそく小さいけれど雪渓が出てきました。どこを通る?

F1です。笛を使ってのコールを決めてリーダーが登り始めます。

F2「うーん、ハーケンが決まんねなー。」

F3、20mの直瀑。そこ登るの?リーダーの登りよく見て。

カモシカの爪。足から抜けたの?

休憩の後、きれいな滝を見に行った。

山菜を見ると思わず体が動いてしまう。短い枝を泥壁に刺してボールド、スタンスにしてる!

ブンさん、ウルイ・ヒラタケ収穫。

久しぶりの沢は笑顔です。

雪渓をバックに記念撮影。楽しかった。

 

2021年06月15日

山菜山行 叶津川支流赤崩沢

2021.5.29~30                              

メンバー:I.H.O.N.K.M.S.HO.T.MI                      今年の山菜山行は叶津川引入沢分岐にあるぜんまい小屋跡を訪ねた。翌日は赤崩の小屋跡へ向かったが、思ったより残雪が谷を埋めていた。昔の人々の息遣いを感じながら、山の恵みをいただいた。

長いアスファルトの道を歩き、やっとブナの森に入れる。

誰からともなく思わず「いいねえ。」と、声が。

サンカヨウ。黒い実も見てみたい。

本日の幕場。

ウド、ウルイ、コシアブラ、アブラコゴミ、ヤマブドウの芽。

夜には焚火を囲んで懐かしい歌が流れます。

リーダーが天ぷらを上げてくれます。ウドの胡麻和えや生ウドを味噌で食べる。

この時期にしては雪が不安定だ。

森に心を残して帰ります。

2021年06月14日

南会津 巽沢山~窓明山~坪入山~高幽山~梵天岳

2021年5月3〜5日
メンバー:K,A,I,M
 久しぶりの春山の稜線漫歩となりました。坪入BCなら朝早く出れば、丸山まで行けるのですね。次回は黒谷横断して行きたいです。以前、ワンデイ丸山岳をした先輩がいるそうですね!それを一泊で真似しようかな。

初日 天気が崩れる前いあの森へ

中日 坪入を越えて振り返る。Iさんは今日下山なのでここでお別れ

南会津の山々を愛でながらの稜線漫歩

袖沢と黒谷川を行き来する獣たちの足跡

梵天から引き返す。燧まで望める。

2021年06月14日

六十里越から南岳

2021.5.9   K分

鬼が面山までの予定でしたが天候が急変、ガスと黄砂がミックス、雨も降りだし南岳から下山しました。

P1125電波塔からの毛猛連山

南岳の山頂手前には雪がたっぷりありました

2021年05月10日

会山行 浅草岳スキー山行

2021.3.20~21  12名参加                     会山行ということで多くの仲間が集まった。コースは入叶津~山上杉~沼の平~安沢(泊)~山頂というものであったが、二日目の天気予報は雨。そこで登山口のスノーシェッドに荷物をおいて日帰りで安沢上部まで登り滑ってきた。まだ、山頂は遠かった。 

入叶津の積雪量です。

山神杉の祠。ここは陽当りが良くいい休憩場所。

沼の平へ向かうと立派な山毛欅たちが迎えてくれた。

流れの埋まった小三本沢。

安沢出合い。ここが幕営予定地。

すでに14時。空は曇ってきた。山頂は見えているのですが・・・。

標高を上げると周辺の山々が広がって来た。

2021年03月24日

快晴の三岩岳 春スキー

2021.3.9 T中                            厳冬期も終わり3月に入り一気に春めいてしまいました。まとまった降雪もなく日中は春を思わせる陽気も続き、低山は藪が心配です…やはりスキーで登ってスキーで下山をしたいので安定の檜枝岐エリアに今週も行って参りました。

大戸沢岳、会津駒への稜線。向こうには燧ヶ岳。

これって中に入れます?

一人三岩岳の山頂に向かいます。

 

2021年03月24日

青空と山毛欅と雪洞の博士山

2021.2.20~21                            会津には大雪の後に好天がやって来た。2月とは思えない高い気温の中、7名で王博士(1455m)を目指す。1182mのジャンクションピークにのると正面に上部が白く雪化粧した王博士が見えて来る。ほぼ山頂で雪洞を掘るのが今回の目的の一つ。東側に張りだした雪庇を掘り2時間で完成。掘りやすい雪のためか、翌朝には少し天井が沈む。夜、寒冷前線の通過で小雪が舞うが朝には収まり、博士山山頂を目指す。黄金沢源頭の山毛欅が青空と一緒に出迎えてくれた。

1182mのジャンクションピークにのると王博士が見えて来る。

雪化粧した王博士山頂部。いい斜面です

先輩から後輩へ雪洞づくりの技が引き継がれます。

黄金沢上部の斜面。

山頂にできた雪庇の下で。

2021年02月27日

会津駒ヶ岳BCスキー

2021.2.20(土) T中、S﨑                      快晴の下会津駒ヶ岳BC山行です。山頂より北斜面の御神楽沢方面へ少し滑走し、稜線を見上げると雪煙が舞い上がり幻想的でした。

源六郎沢へ滑るS崎さん

青空をバックに会津駒ヶ岳から中門岳の稜線に舞う雪煙

会津駒ヶ岳山頂より望む燧ヶ岳と至仏山

小屋手前より望む会津駒ヶ岳山頂

 

2021年02月24日

雪山トレーニング

2021.2.7 今年も裏磐梯スキー場奥の銅沼周辺でトレーニングを行いました。イエローフォールへ向かう立派な踏跡を辿り、火口壁側の斜面近くがトレーニング場所。着いた時は櫛ヶ峰も望める天候でしたが、途中から風雪が強くなり午前中で終了となりました。

ローケーション抜群の場所なのですが・・・

ずはビーコン操作から。70㎝位埋めたビーコンがなかなか見つけられず、みんなで探しているところです。本当の雪崩に埋まったらもっと深いのでしょう。雪がすごくなって来ました。

ひと休み後、埋没者をプローブで探す体験。初めは余裕の表情ですが・・・

頭を埋めないでくれというので、体だけ埋めてみんなに刺されています。ビーコンである程度近づいたらプローブを刺して探し当てた方がいい。

いよいよ雪が激しくなりました。最後は火口壁側の斜面を切り崩し、弱層テストを行いました。今回は表面から50cm位のところに弱層がありました。

2021年02月12日

2021 明神ヶ岳 ラッセル山行

2021.1.31 例年なら総会前山行だが、総会は中止。それでも山には行こうと10名が集まった。数日前からの大雪でラッセルが深い。途中でスノーモービルに抜かれラッセルが楽になるが、それも大岩観音手前の大規模林道まで。雪崩の危険から沢沿いのルートを避けてほぼ夏道沿いに登る。山頂手前の稜線に登るところが急斜面でキックターンにも苦労する。人数が多いから登れた山でした。仲間に感謝。

ラッセルの回転を早くして深雪のラッセル。

山頂手前の急斜面。キックターンが厳しい。

山頂直下。やはり1000mを越えると寒さが違う。

深雪がブレーキで滑りません。

いつも苦労する急斜面は雪を巻き上げて快適な滑り。

2021年02月05日

今年も・・・紅葉と裸山

2020年11月1日  会津山岳会には恒例の山行が多い。その一つが11月上旬の裸山スラブを登る山行。今年は、初めての人も含めて10名の仲間が参加した。毛猛や横山、猿倉を眺めながらザラザラのスラブを登るのは、快適そのもの。次は、前毛猛スラブ?

スラブ上部を望む

顔がほころびます。

懸垂スタート地点。

尾根を下降中、スラブ全景を振り返る。

2020年11月05日

避暑の涸沢

8月13日~15日
涼しさを求めて涸沢(北穂高岳東稜)に行ってきました。
東稜は何年か前のGWにソロしましたが、雪の無い時期はどんなもんかなと。
東稜は巻き道が多くあるので意識して強点を登らないとただの尾根歩きになってしまいます。終了点が北穂高岳小屋なのでくつろげます。

2020年09月07日

博士沢源流 幻の滝

6月21日(日)
メンバー 健、宇、I川、S﨑、k分
 5月に登山道から真っ白に見えた見えた長大な連瀑を登りに行ってきました。滝を想定していたが核心部は水枯れでスラブと草付きが続いていた。
今回は3ピッチ100Mを登り偵察になってしまいました。この上部はさらに厳しいスラブと草付きが続いているようでした。

1ピッチ目、スラブと草付きを登る

2ピッチ目

3ピッチ目

上部滝の取り付き、傾斜のきついスラブと草付き

2020年07月04日

小戸沢西の沢から裸沢山

6月21日(日) 5名参加

 M子さん、こだわりの山。昨年も企画したが流れてしまった。今回はこの山頂が二度目の心強いゲストと共に、沢から山頂を目指した。登れない滝は巻いて行った。稜線には踏み跡があると聞いて期待して行ったが、それは20年以上前のこと。薄い踏み跡にはシャクナゲやイヌツゲのヤブが広がっていて、手強かった。山頂から真っ直ぐ沢を目指して下山。何と懸垂11回で時間がかかり、車に戻った時には薄暗かった。

田子倉ダムのすぐ下流に小戸沢が流れ込む

小戸沢西の沢

裸沢山山頂

懸垂が11回。ツルツルの花崗岩。

2020年06月27日

ようやく始動 沢トレーニング 

6月7日(日) 7名参加

 只見川左岸中ノ入沢(通称 水掛沢)で、今年度の沢トレーニング山行を行いました。F1をリーダーが登り、全員がフォロー。その後、中流域まで進みハーケンの打ち方など基本的なことを確認してしました。帰りは懸垂下降の連続で、新人のTさんは初めての懸垂に苦労しながらも充実した山行となったようです。

F1を登るHリーダー

水がなく滑りやすいF3

2020年06月27日

窓明山

3月21日(土)~22日(日)                            メンバー:O竹、T伊、K沼、S﨑、I川、N子

 雪不足のため、浅草岳から転身。標高1,000mになってようやくスキーが履けた。陽光に光る三岩岳から窓明山の稜線、やっぱり春の南会津は素晴らしい。

ブナに囲まれたテント場

やはり例年より雪が少ない

イヤー、いいですね。

2020年04月20日

湯殿山

月日 3月7日(日)

メンバー S﨑 T中 H科 M衛 N子

本当は4月に計画されていた会山行ですが、今年の雪の少なさから3月に変更。湯殿山は好天に恵まれ、久しぶりに滑降を楽しめました。

ブナの樹林帯を抜けるとすっきりとした尾根になる。

山頂にて。バックは姥ヶ岳。

山頂から東面に滑り込む人たち。

東面を滑った二人と合流。

2020年03月08日

姥ヶ岳

月日   2020年2月22日
メンバー T中、O島(山友)、S﨑

 近くの山は厳しそうなので、間違いなさそうな月山周辺へ出掛けました。今シーズンの貴重な一本でした。

雪は例年の半分でした

快晴無風の姥ヶ岳

2020年02月27日

神籠ヶ岳

月日    2月9日
メンバー  O竹 N子 K分

 やっと冬到来。今日は小谷部の一周忌です。一昨日からの寒波と降雪により本格的なラッセルの山行になった。不安定な下雪とサラサラの新雪に苦しめられもがいてきました。

埋まらない沢、倒木の下をくぐる

腰までのラッセルに奮闘

稜線直下、藪が完全に埋まっていない

2020年02月22日

雪山救助訓練

月 日 2月2日(日)

 トレーニング予定地は裏磐梯スキー場リフト終了点南西付近の湿地帯。想定は雪崩発生後の「捜索」、「救出」、「搬送」。各自のビーコンの動作確認後、意見を出し合いながら捜索を何度も実施。
 小休止後、埋没者を想定してプローブの感触を確認。最後に要救助者の搬送。いろいろな意見を交えて安全を確保できるところまでの移動と迅速な救助要請がポイントだと結論。
銀マットを敷いたツエルトに包むような形で引きずって移動させるのが早くて簡易だと思った。13:00トレーニング終了。

ビーコンの磁力線の模様が足跡でわかります。

久しぶりに雪化粧した磐梯山をバックに

リーダーの指示のもと、ビーコン操作トレーニングを繰り返す

けが人を搬送するには…

2020年02月03日

西大巓

月 日 1月26日(日)                         メンバー T島 K田 S籐 S﨑

 燧まで見える天気に誘われて、雪の少ないけれど西大巓へ。人がいっぱいでした。

西吾妻方面

小さいけどモンスター達も…

2020年02月03日

明神が嶽

日時   1月26日(日)
メンバー O竹、N子、M男、M子、K分

恒例の総会前の山行も山スキーをあきらめワカンとスノーシューで行くことになった。
冑の集落では全く雪がなく大規模林道まで4駆車(2駆では無理)で上がることができた。林道で20㎝、雪がなく所々つるつるに凍っている杉の林をぬける。振り子坂は状態が良くないので夏道沿いに行き、杉の林を抜けたところでワカンをつけた。つづら折りの道を行くと振り子坂の上部にでた。例年ならば真っ白な振り子坂は凸凹、藪も出ていてとても滑れるような状態ではなかった。山頂直下の尾根に出ると藪も消え快適となる。9:45山頂に着いた。50㎝くらいの積雪、さすがに山頂は寒くパウダーの雪である。ブナの林越しに360度(頭だけが白い山並)の眺めを堪能し早々に下る。途中、通年は雪の中だろうが、今年は雪に埋もれていなかった石の祠の伊佐須美神社奥の院に参拝し安全登山を祈願してきた。雪が少なくて心配したが好天に恵まれ、久しぶりのワカンとスノーシューも悪くない楽しい山行でした。

2020年01月30日

兎倉山

11月24日(日)

メンバー:M衛 S﨑 T中 N子

 予定していた初雪山行の山はどうやら雨。そこで新潟方面に転身して、飯豊の眺めがいいと言われている兎倉山へ。季節外れの気温で、雲海の向こうに少し雪を纏った飯豊が少し見えた。

朝は雨模様 期待したナメコが少し

二等三角点の山頂は展望が抜群だが・・・

2019年12月02日

西会津 木地夜鷹山

11月4日(月)

メンバー:M子、N子

 天気予報は晴れだが、黒沢の山間は雲が多い。木地夜鷹山や黒男山へ登山道が延びていた。長谷川は穏やかな流れで、上部は緑色凝灰岩の明るいスラブになっている。スラブを詰め上げると県境稜線となり、木地夜鷹山へ導かれる。下山は地元の方々によって整備された登山道を利用させていただいた。

小滝を越えていく この下部に小さいゴルジュがあります。

スラブは紅葉に彩られていた ノーロープで行ったが・・・

下山ブナの林を下る ナメコを探すが・・・

神秘的な百戸沼 何かいる?

2019年11月12日

紅葉の裸山

11月3日(日)
メンバー k分・O竹・k沼・S﨑
紅葉真っ盛りの裸山、快晴に恵まれて快適に登って来ました

2019年11月12日

塩沢川支流立安沢から笠倉沢

2019年6月9日

メンバー O竹(会) S也(先) S﨑

只見笠倉山の立安沢から笠倉沢を巡ってきました。雪渓が多く残り水は少し冷たかったですが、楽しい日帰りコースでした。

三段滝

柱状節理の滝

石の下から岩魚GET(リリースしました)

2019年06月21日

山菜山行

5月25日~26日
メンバー ほーさん H科さん 憲さん K田さん 石Kさん S﨑
恒例の山菜山行、清流の音を聞きながらのんびり出来ました。H科さんのウルイの中華丼は絶品でした。

現地調達成功

翌朝、上流に出発する3人

ルアーで狙う石Kさん

2019年06月04日

燧ケ岳スキー納め

5月12日
メンバー O竹(会)T島 K田 O椋 S﨑 
快晴の燧ケ岳で毎年恒例のスキー納め、頂上ではS健さん親子、御池駐車場では前日入りのH科さんも登場して賑やかな山行となりました。しかし、たっぷりの雪で後ろ髪を引かれます。

熊沢田代から山頂を望む

山頂で記念撮影

タンクトップで滑るO椋さん

2019年05月15日

飯豊を眺めに長坂峰

2019年5月5日 メンバー:M子                       飯豊を眺めに、長坂峰を目指した。林道はゲートが開いていたが、途中で雪が出て約2km位しか行けなかった。1050m以上は、全部雪になりゆっくり登った。尾根がゆるんで、大きなブナがでて最高であった。稜線にでると素晴らしい景色であった。天気が良くて山頂は素晴らしかった。飯豊は雪、松木尾根も見えた。誰かいないかなとしばらく見つめていた。帰りの尾根が心配であったが、なんとか降りれた。登山道に戻り、ブナの新緑の中を戻った。

ブナ林が広がる

稜線上のダケカンバ

雪の残る山頂 ふもとは新緑

2019年05月15日

飯豊 稜線漫歩

2019年5月3日~5日 メンバー:S.T.H.O.S.R.N               今年の後半のGWは天候に恵まれ、飯豊の稜線漫歩を楽しむことができた。剣が峰の通過が心配だったが、トレースと柔らかい雪に助けられた。今年の飯豊は雪がたっぷり。みんな、スキーを担ぎあげる体力がほしいとつぶやいていた。

ようやく横峰に到着。上十五里からは雪の上を歩けるようになって助かる。

剣が峰を目指して。

懐かしい沢や尾根を眺めています。

切合小屋の前で。雪がたっぷり。

帰路、剣が峰の通過。

あまりに暑く練乳小豆のかき氷を楽しむ。

2019年05月07日

平成最後の景鶴山スキー

4月28日~4月30日
メンバー K田 S﨑
桧枝岐村御池より尾瀬ヶ原の北側にある景鶴山を滑ってきました。ブナの森を抜け、真っ白な尾瀬ヶ原を通りヨサク沢BCに到着。翌日、景鶴沢を滑降しましたが、楽しすぎて滑ってる写真を撮り忘れました(反省)。

景鶴山までもう少し

左奥の景鶴沢を滑降

御池駐車場に到着

2019年05月07日

菅名岳前衛峰 鳴沢峰

2019年4月12日  メンバー:M衛 N子

 R49から見えるすっきりした雪稜の山、第二弾。新潟へ行く途中阿賀の里を過ぎると、左手にピークが見える。これが菅名岳かと思っていたが、実はその前衛峰の山だった。でも、阿賀野川から標高差800mは登りがいがあった。

新雪が20cmほどあり、思わねラッセルであった。途中まで、地元の方のラッセルに助けられた

鳴沢峰山頂には雪に埋もれた鐘があった。積雪は1mくらいか?

ソメイヨシノよりヤマザクラがいい。

「花は越後のユキツバキ♪」

2019年04月15日

マンダロク山

2019年3月26日  メンバー:M衛 N子                  R49で新潟県に入るといくつかすっきりした山が見える。その一つにマンダロク山がある。しかし、見えるピークは前衛峰で奥に目指すものがあった。雪庇を乗り越える雪壁はちょっとスリルがあった。

五十島から林道を進むと栗園があり、そこに登山口があった。

結構急な登りでした。三分の一が雪稜でした。

さっきのピークに着くとなだらかなブナの林となる。

山頂は下越の山々の素晴らしい展望台です。白山、粟ヶ岳が見えます。

2019年04月15日

磐梯山天狗岩右岩稜

3月9日 メンバー Kんさん M川

裏磐梯スキー場のゲレンデトップからイエローフォールへのトレースを辿りながら火口壁へと向かう。右岩稜基部が見えたあたりでトレースから離れる。駐車場で合流したH江さん達とはここで別れる。櫛ヶ峰へ行くとの事。
岩稜基部付近にスキーをデポして取付きへ。1ピッチ目、Kんさんがリード。出だしから悪そう。50mフルにロープを伸ばしてM川が続く。見た目通り嫌らしい箇所が続く。2ピッチ目、M川がリード。出だしが悪いがワンムーブこなせば雪壁になる。軽快にロープを伸ばして終了。3ピッチ目Kんさんが何やら言ってるが聞こえない。続いて進むと現れたのは恐怖のナイフリッジ!4.5ピッチはルンゼの雪壁を進み6ピッチ目で雪稜にでた。コンテで進み稜線直下でKんさんにリードしてもらい終了。日没が差し迫っていたので急いで下山。最期は暗くなったゲレンデを滑り降りてお疲れ様。
トレーニング不足を実感した山行でした。

稜線からの櫛ヶ峰と天狗岩のシルエット

恐怖のナイフリッジ。

手前に見えるのが天狗岩右岩稜。

2019年03月19日

ラッセルが大変 磐梯山 東壁

3月9日(土)~10日(日)                        メンバー:O竹 アニマルドクターS H科 ほーさん R子 N子      第二回ヒマラヤ合宿で磐梯山東壁を登ることに。第一の核心は重荷で二つのリフトを乗り継ぐこと。二日目に登った東壁はちょっと山頂の左に抜けた。でも、次の核心はスキー場の下り、だったかも・・・。 

某タバコのコーマーシャル見たいでしょ。

東壁の途中はアリ地獄の中をラッセルしているようで写真を撮る余裕なし。もうすぐ稜線。

R子さん いい笑顔ですね。

やっぱり山頂の風は寒かった!ほっかぶりが似合う。

 

2019年03月12日

雪を求めて三岩岳

3月10日(日)メンバー T島 S﨑 
 今年は記録的に雪が少ない、でも諦めずに桧枝岐へ行く。青空の下で気持ち良いハイクアップ。滑降は前々日降った10cmの雪がストップ雪となった。

青空と三岩岳

山頂からの絶景に大満足

 

軽快に飛ばすT島さん

2019年03月11日

リハビリ山行 白森山

3月3日(日) メンバー:K分                         数年来の腰痛に悩まされ続けてきたが昨年9月、3回目の手術でようやく明かりが!短時間で登れ、雪山を満喫できそうな(K沼君が愛してやまない)白森山に行ってきた。
11時30分自宅~舟鼻トンネル12時30分ワカンで出発~トンネル真上の稜線~素晴らしいブナの林を満喫しながら白森山山頂13時45分~車15時10分

何年かぶりに雪の山頂

眼下に舟鼻トンネルが見える。

2019年03月04日

博士山 ぐるっと回って戻る

2月24日(日) メンバー:ケンちゃん、M男、N子               雪が解けてしまいそうで、いつもは3月に行く博士山へ出かけた。今回は、去年ケンちゃんが下りでちょっと尾根を間違ったルート。山頂を目の前にして、黄金沢源頭に滑り込むのは流石です。

黄金沢沿いの林道から尾根にのり、P1444に登り詰める。ここだけブナがまばら。だからいい斜面。

この日は、南会津方面が全部見えた!                  

これからの滑りに期待の二人!

2019年03月04日

只見のマッターホルンのとなりの山は?

2月23日(土) メンバー:M子、N子

 只見の戸屋山へ出かける。山肌はデブリがあちこちに出ていて、さすが会津のマッターホルンの脇の山です。稜線は細く、スキーは途中にデポしツボ足で歩きました。

 山頂への稜線から俯瞰する只見川。斜面はデブリだらけ。蒲生岳の奥に柴倉山が見えます。

 雪庇が波打ってる稜線。奥が山頂。

 笠倉山、似蕪山、東高盛山、現燈山、・・・。K沼さんだったらみんなわかるのだろう。

2019年02月25日

ブナの山を訪ねて 横山

2月15日  メンバー:ケン、N子

ここしばらくは冬らしい低温の日が続いている。会津盆地から神籠ヶ岳の右に横長く見える横山へ行ってみようと出かけた。稜線の登りに苦戦し、山頂まで届かなかったが帰りの日陰に残ったフワフワ雪に心が癒された。

中山集落から延びる林道をたどると伐採地にでる。正面の白い尾根から稜線に登る。サラサラ雪でラッセルが大変。

やっと登り着いた稜線には、雪庇の白い道が延びていた。

危ない。危ない。

2019年02月25日

白霧の滝 アイスクライミング

2月10日(日) メンバー:ケン、ken、ヒロシ
 今年も氷結していました。一部透けて見えているところもありましたが上部まで登れました。kenさんはおnewの道具だったようで慣れないアイゼンの感触を確かめながらリードして支点を作ってくれました。私は都合によりトップロープで一度だけためし登りさせてもらって先に退散しました。(ヒロシ)

2019年02月13日

絶好の雪質 二岐山

 2月10日(日) ほーさん N子                         この連休は、北海道は第一級の寒波だそうだ。9日は会津も寒く雪が舞っていた。こんな時は中通りに近い二岐山が割と天気がいい。予想通り硬い雪の上に新雪が積もり、絶好のコンディションだった。滑りは別として。

雪が少ないのでスキーをデポしてツボ足ラッセル

新雪をまとったブナ

ブナの林間を滑る 絶好の雪質に満足
2019年02月11日

総会前明神ヶ岳スキー

1月28日(日) K分 O竹 K田 K基 ほーさん S埼 N子 

前会長が開拓した半日コースの山スキールート。今年は雪が心配されたが、ちょうど前日から当日の朝まで雪が降り続き、新雪が積もった。ラッセルに苦労はするが、トレースのない山を滑るのは気持ち悪いがいい。

 珍しい尻皮スタイルです。











 山頂へ続く稜線















 ブナに囲まれた山頂にもうすぐ到着


2019年01月27日

甲子山から赤崩山

  1月13日(日)~14日(月)  O竹 N子 S埼                甲子温泉から甲子山、赤崩山を目指してみました。結果は途中敗退。赤崩の急斜面はまだ雪が安定せず、手ごわかった。 

             

 

2019年01月14日