簗部山

2023.2.27(月) メンバー:MO.IM.NO                 コースタイム:曽原集落9:00~稜線10:30~山頂12:30~林道15:00~駐車場15:30
 昨日の天候とはうって変わっての快晴である。裏磐梯のセブンで合流し曽原集落に向うが適当な駐車場所がなく仕方なく民家の近くに置く。ここから簗部山が良く見えた。現地の標高が850mなので標高差約500m、スキーを履き雪原を進むと除雪されていない林道に出る。15分位進むと小野川湖畔探勝路の看板があった。小沢に下りて対岸に渡りたいが雪がかぶってなく渡れず沢筋に沿って進む。杉の植林地を過ぎミズナラの樹林帯となる当りの標高900m地点で対岸に渡り急斜面を登る。硬雪の上に新雪が被っていてシールがきかない。開けた稜線に出るとブナ林に変わり眼下には小野川湖が見えた。                 移動性高気圧の通過前で天候は快晴だが風が冷たくパーカーを着る。適度な斜面が続き順調に高度を稼ぐ。東側の稜線には5m位の雪庇が続いているので西側を進む。1200m地点に風よけに使ったと思われる雪のブロックが積んであった。前方に簗部山のピークが見えて来たがなかなか着かない、歩き始めから3時間30分、ようやくなだらかな山頂(1,388m)に着く。この頃になると風も止んで春の陽気が感じられた。山頂からの眺めは遮るものがなく西吾妻、箕輪山、安達太良山、磐梯山、眼下には裏磐梯の湖沼群、遠くに猪苗代湖が見え絶景に囲まれてのランチである。簗部山の三角点は手前の少し低い場所に有るらしい。      30分位山頂でくつろぎ下山を始める。デポした地点からスキーで標高1150mの尾根から右の沢に向って滑り込むが斜面が急でクラストしているのでエッジがきかない。キックタ―ンの繰り返しで股関節が痛くなる。沢筋に着き少し下がった所から対岸に渡るとすぐに林道に出た。近くにトレースが有り狙い通りのコース取りだった。林道は調度いい傾斜で一気に下った。駐車地に着くと民家のご主人から無断駐車した件でおしかりを受けた。簗部山はブナの原生林に囲まれた静かな山で展望の良い山でした。

国民休暇村から見た簗部山(右端)。左にもいいピークがある。

山頂から南に延びる尾根を登ったが、気持ちのいいブナ林が残っていた。

小野川湖と磐梯山を見ながら登る。

山頂は風も弱く暖かかった。

2023年03月23日