入叶津から浅草岳

2022年4月2日(土)〜3日(日)メンバー:MS、他6名、3日日帰り4名      3月末の予定をずらして正解。ピーカンお天気の中入叶津を出発する。昨年より2週間ほど遅いが雪の量はかなり多い。それぞれのペースでほぼ夏道ぞいに山神杉まで登り大休止。いつ来てもほっとする場所だ。気持ちの良いブナ平を通り、雪で埋まった小三本沢を渡る。そこから沼の平の台地に上がり、大小の美しい沼をのぞいてみた。春ですね。一日目は安沢出合いで泊。日帰りのスキーヤーが気持ちよさそうに滑って行った。                        二日目も薄雲は広がるものの天候は安定している。安沢を詰め、枝沢から尾根に出る。高度を上げるとまわりの山々が広がって来る。矢筈や青里、粟ヶ岳の山々が圧倒的だ。傾斜が緩んだ斜面をのんびり登ると木々の枝はキラキラと光に輝いている。氷で覆われているのだ。森林限界を過ぎ、いよいよ山頂が近づてきたがそこからが大変だった。雪面が硬く凍っていて、油断するとシールがなかなか効かない。やっぱり春山にはクトーが必要だ。やっとの事で山頂に着くと五味沢方面から次々と人がやって来る。360℃の展望を楽しみ、いよいよ滑降だ。最初のガリガリの斜面をなんとか滑れば安心。みんな先を争うようにテント場を目指した。特に安沢の滑りは最高。

 

雪が落ち始めた平石山

陽当り良好の山神杉。

テント場から小三本沢上流を見る。

スコップ使いの名人が雪のテーブルを作成。

安沢の枝沢を詰める。

川内山塊の山々が眼前に広がる。

久しぶりの山頂。

鬼が面のバックは毛猛。

快適。快適。

日帰り組と合流。

雪面にブナの影が延びる。

2022年05月14日