川内山塊・銀次郎山~五剣谷岳~青里山手前1096mピーク

2022年4月30日~5月1日 メンバー:MK                4月30日7時20分、悪場峠出発。銀太郎山までの登山道を登る。銀太郎山までの登山道を登る。新緑が盛りで、雪椿、イワウチワの花が咲いている。新緑のブナが広がる七郎平は残雪が豊富である。銀次郎山の手前で新潟の二人パーティーに出会う。青里山の藪がひどくて、引き返したとのこ。私の顔を見るなり、福島から来たのかと言われた。銀次郎山12時30分着。銀太郎山14時着。飯豊連峰、磐梯山、磐梯町付近の平野が見える。足元には広倉沢の険しい谷底を見下ろすことができる。銀太郎山を下ると美しいブナ林でテント場に適している。藪を掻き分けて進むと、再びブナの森となり目の前の急な雪面を登る。灌木を掻き分けて東側に進むと五険谷岳の山頂である、16時着。山頂からの展望は素晴らしく、感激してしまった。谷底は険しいスラブであり、ここから見る矢筈岳は風格がある。御神楽、丸山岳等、会津の山がよく見える。山頂から西側へ下ると先程会ったパーティーに教えられたカール状の雪面があり、そこに設営する。
 5月1日、7時出発。必要なものだけ持ち、青里岳を目指す。残雪歩きと藪こぎの繰返し。8時30分、青里岳手前1096m着。青里岳山頂直下の藪は、かなり手強そうだ。藪をさけ左側に見える雪面を登ればよさそうだ。しかし、雨が降りだし、周囲の山々はガスに隠れていく。明日は19時から仕事であり、今日中には最低でも七郎平まで下りたい。前もって充電しておいたデジカメも五険谷山頂で電池がなくなり、入山は止めよという知らせなのか。登りも時間がかかりそうなので、ここから引き返す。テント等撤収し、11時出発。七郎平14時30分着。今日、ここに泊まろうと考えたが、悪場峠まで下ることにする。雨の中の登山道は泥で滑りやすい。悪場峠18時着。19時30分受付終了の津川温泉に入ることができた。五険谷岳までの概要は把握できたので、次回は割岩山に登り、スラブの山と渓を眺めたい。

五剣谷岳から見る青里岳

五剣谷岳から見る矢筈岳

五剣谷岳から見る割岩山

割岩山分岐点から見る割岩山

割岩山分岐点から見る矢筈岳

2022年05月31日